~居心地の良い空間作りのお手伝い~ ライフオーガナイザー®︎ なんばりな

福岡在住。 物が溢れている現代、ますます片づけが難しくなっている人が増えています。 スペースも、自分に使うはずの時間も、上手く使えずに苦しんでいる人が増えています。 そんな方のお手伝いが出来たら・・・と思っています。

実家の片付けで「感謝」が

こんにちは!あなたのリスタートをお手伝いする、ライフオーガナイザー、りなです。

 

今回は時間が少しできたので、実家の掃除をしてきました。

 

今までは「掃除してるからしなくていいよ」と言われ、なかなかさせてもらえなかったけど、今回はしつこくお願いをして、お許しがでました(笑)

 

今回のターゲットは、もう仕事を引退した父の元仕事部屋です(自営業だったので)

 

 

壁を軽くふいて、掃除機をかけ、濡れ雑巾で床をゴシゴシ磨きました。

 

仕事以外で使われることがなかった部屋は、何年もほぼ手付かずのままで、結構ほこりや汚れが目立っていました。

 

軽い家具やソファーは動かし、普段なかなか手が届かないところまで頑張りました。

 

次に父の仕事道具を一つ一つ手に取り、拭いては戻してを繰り返していると、なんだか心がジーンとなる感じがして、涙ぐんでしまいました…

 

この部屋には父の生き様が刻まれていたんです。

 

疲れたとか、不平ひとつ言わずに頑張って働いてくれた父の想いが、道具を通じてわたしに流れ込んできた感覚でした。

 

父がこの部屋で一生懸命に仕事をしてくれたから、わたしは大学まで行かせてもらい、おいしい物も食べれて、必要な物も買ってもらい、友達と楽しく青春時代を過ことができたんです。

 

当時は感謝はしていたけど、どこか当たり前と感じていたのも事実。

 

でも、自分が親となり当時の両親の気持ちが多少なりとも分かるようになってきて、それって全然当たり前なんかじゃない、家族を守り、子供を育てていく事がどんなに大変な事か…

 

父の道具を通して、親って偉大だなって改めて感じることができました。

 

そしてただ磨くんじゃなく、道具ひとつ一つに「今までありがとう」と言いながら磨きました。

 

心があったかい気持ちになって、自然と幸せな気持ちになるんです。

 

そうして部屋を見渡すと、ほこりや汚れを取ったことによって、部屋が生き生きとしている感じ、まさしく「息を吹き返した」感じがぴったりなほど、心地よい空間になっていました。

 

片付けや掃除をした後のこの感じ、毎回驚かされます。

 

空気が動いたことによって、淀んでいたものもなくなり、気持ちまで軽くなるんです。

 

そしてわたしの心には「感謝しても足りない、親孝行したい!」って火が灯ったのです(笑)

 

次はどこを掃除させてもらえるか、楽しみです。

 

またしつこくねだります(笑)

 

今回の掃除では、道具というツールを通して両親に対する感謝を、改めて感じる事ができました。

 

誰しも心のどこかに持っている感謝ですが、忙しい毎日や思い通りにならない生活で忘れてしまっている人も多いと思います。

 

その気持ちを思い出して、感謝の気持ちで人に接すると、現実はいい方向に変わっていくと思います。

 

snughome-rina.click